海外進出における危機管理の重要性

現在テロ攻撃は、世界中で年間1万件以上起きており、日本人もテロの対象とされています。また、海外赴任中は産業スパイに狙われる危険性も考慮しなければなりません。

いざという時、少しの知識の差が命運を分けることとなります。だからこそ、日本企業は社員の安全管理・情報管理対策を迫られており、同時に社員ひとりひとりの意識と知識が必要です。

テロ攻撃の危機の他にも、自社の社員が海外赴任先で犯罪に巻き込まれるという危険性も考慮しなければなりません。

例えば、違法薬物密売人がよく使う手口のひとつに、気付かれないようこっそりと他人のスーツケースや手荷物の中に違法薬物を忍ばせる、というものがあります。他人の荷物の中に薬物を隠し、その荷物が無事に目的地の税関を通過した後で、その荷物ごと盗めば密売人自身へのリスクが無いからです。

しかし、不幸にも薬物を仕掛けられてしまった乗客の方はどうでしょうか?自分はやっていないので断固否定することでしょう。しかし、もしその国が、違法薬物が蔓延し、深刻な社会問題となっているインドネシアだった場合、少しでも抵抗したらその場で射殺される可能性があります。

そこで、このような事件に巻き込まれないための対応法をいくつかご案内します。

  • ①自分の荷物から目を離さない
    空港内ではもちろん、自宅・ホテル等を出た時から常に注意が必要です。
  • ②スーツケースは、ハードケースで鍵をかけられる場所が二つあるものがベスト
    TSA等で認められている南京錠を二種類用意し、それぞれ違った鍵、または違う暗証番号を用意します。
    機内持ち込みのバッグにも、出来ればチャックに鍵をつけましょう。
  • ③常に状況認識を行い、不審者を見つけたら、すぐにその場を離れる
    もしもその不審者が違法薬物密売人で、警察が逮捕しようとした際に銃撃戦が始まれば、流れ弾の犠牲になるかもしれません。
  • ④夜の外出にも十分注意が必要
    ナイトクラブ等で周りの客がお酒等ではなく、ペットボトルの水しか注文していなければ要注意です。そのクラブではパーティー・レーヴドラッグ(エクスタシー等)を使っている客が多いので、警察が押し込んでくるか可能性が高いのです。

以上、株式会社ラムライン ホームページより参照

このように、海外赴任中は常に様々な危険と隣り合わせです。
弊社は、テロ事件だけでなく、犯罪に巻き込まれるのも未然に防ぐための知識を学ぶ、セミナー活動も行っております。

~海外テロ対策提携協力者プロフィール~

ウイリアム J. ヤング

William J. Young

鎌倉市育ち。英語を母国語とし、日本語もネイティブレベル。
米海軍将校20年の経験に裏打ちされた、テロ対策、犯罪対策、情報管理を日本語で教えます。

略歴

アメリカ海軍士官20年、世界22カ国で勤務。
・米海軍大学院修士(極東における国際安全保障)
・ワシントン州立大学大学院修士(MBA)

対テロの専門経験

「テロの時代」の幕開けとなったアデン湾・駆逐艦コール号爆破事件(2000年10月12日)。米海軍は衝撃を受け、テロ対策が最優先案件になった。当時、シンガポールの米海軍司令部の幕僚だったが、テロ対策専門官に命じられ、東南アジア地域に展開する米艦と将兵の安全教育・管理を担当。

その後、2002年5月~2005年6月、ハワイの太平洋艦隊司令部で対テロ・本土防衛の補佐官を務め、「テロ対策と言えばヤング」と言われるようになった。

海軍退役後、米国ワシントン大学で経営学修士号(MBA)を取得。現在は、日本の市民の目線でテロ対策を考え、教える独立コンサルタントとして開業。主に海外進出される企業や、個人を対象としたテロ対策と危機管理を指導。

  • 元アメリカ海軍少佐

  • 元在日米海軍司令官付副官

  • 元強襲揚陸艦ベローウッド号旗艦作戦部長

  • 元アメリカ海軍認定テロ対策教官(ATTO)